多重トンネル現象の物質波の      反射におきること

多重トンネル現象の反射

トンネル現象で物質波が伝搬するときに、単純な伝搬路が一般的である.

ここでは数種類異なる物質のが重なった伝搬路を多重のトンネル現象で透過したり、同一物性の領域のなかで物質波が反射する現象を考察する.

演算の度に領域が幾つか増える特殊な場合をトンネル現象のTパラメータ多重積で行うと下記の添付論文のようにエフ分の一ゆらぎの性質がエネルギー分布に表れる.

 

多重に同じ項が積演算される数式からオイラーの指数関数の定義と同じ演算となっているので非線形特性のある結果を生む演算である.

このようなとき、重ね合せの波動をこの非線形演算を行うと演算結果には、振幅変調の乗積項が生まれ出る.

たとえば二乗特性のような非線形演算には

(a+b)^2=a^2+2ab+b^2

と第2項目にab積項がうまれる.

ラジオ放送に実用されている振幅変調において電子回路を用いる振幅変調では放物線特性の増幅器の変曲点付近の非線形特性を利用して二乗特性の成分から変調成分を作り出している.

したがって多重トンネル現象によって、乗積演算と加算演算とのあいだに橋渡しの数理関係が生まれ出る.

もしここで等分配のエネルギーや、広い振動数帯域へ等振幅の分配、等量に質量を切り分けて分配するような条件が加わった時に、この橋渡しは従来の四則演算の関係とは別の新しい橋渡しになっている.

量子の性質を示す電子と光子になにがおきるのだろうか?

 

下記の論文はトンネル透過をだんだん障壁界面を増やしながら複数回繰り返した反射回数の成長増加する現象の周波数特性が、エフ分の一の包絡線のある現象であることを数値計算している.

そして障壁界面の数が経路を等分して整数に増えていく成長と、ランダムな長さの経路に分割するように界面の数が整数に増えていくときを数値計算で比較している.

包絡線の性質には大きな違いは生まれずらいことが分かった.

そこで実際に流路に界面が生まれトンネル現象がその界面に起きるような、多数の界面を持つ現象はどこにあるのか探してみた.

それはクーロン結晶と、プラズマダストの現象にある.

それをリンクして紹介する事がこの文字をタップする事でできる.

トンネル現象で界面に特定の位相を揃えた物質波が界面に粒子を捉え、交流電源の時にも粒子には復元力がはたらき、空中に結晶の格子点にある元素のごとく粒子が整列浮遊している.

このプラズマダストとクーロン結晶にはそれぞれに復元力が働いているのだ。

そのため、空間にポテンシャルのくぼみを持ったポケットが生まれ、物質波の同期、共鳴から、等間隔の周期性を持って配列してしまう。

特殊な性質を持った現象だ。

エフ分の1ゆらぎの性質を持つべき現象なのだ。