ファインマン物理学の特徴と太陽系宇宙の共鳴

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ファインマンの経路積分は常に特定の運動軌道付近だけが積分値に寄与するという特徴がある.ところが量子力学の確率に従う多様な経路のはずが、積分計算への寄与に拡がりや分散がない.特定の経路だけの寄与が大きく積分値に表れ偏る.そのことから、量子力学の確率波の確率には特定の目のみが顕われてしまう退化分布となっている.

 

たとえば鏡面の反射光がレーザ光ならファインマンのいう確率は出射の瞬間以外は存在しない.レーザ以外の光源のように出射の瞬間に初期位相、波長、振幅の要素に無限の事象数がある確率でさえ、ファインマンが主張するような多様な経路という事象の要素はない.

 

そのことを数式の特徴と周波数分析から考察する.

皆様に考察の意見を伺いたい.

 

ファインマンの経路積分の数式(4)と周波数分析のフーリエ積分の数式(5)を並べて示し比較してみる.

しかし演算順や変数の比較でなく、ここではフーリエ積分の積分核とオイラー関数に注目して数式形式の分類の基準から比較する. 

積分核をオイラー関数にした2つの式はどちら同形である.その形はフーリエ積分である.

特にファインマンの経路積分の対象の経路を3次元の空間に辿る任意の曲線でなく直線に限るとほぼ完全に同一のフーリエ積分形式である.

作用Sは確率波動、周波数特性のx(t)も確率波動ならそれらの周波数特性は必ずホワイトノイズである.

この結果はファインマンの主張に反する.

 

ファインマンは「その他の経路は相殺し合い、ゼロとなってファインマンの経路積分に寄与しない」といった.

物理学会は「最小作用の原理の働きがファインマンの経路積分の特徴に表れた」と考えてきた.

主張はファインマンも物理学会も前項のホワイトノイズの結果に正しくない.

確率波動の確率が退化分布するとホワイトノイズは現れない.

従ってホワイトノイズの特性を否定しなくてはならず、ファインマンの経路積分が通用する現象は全てが退化分布した確率を持っている.

ファインマンの経路積分が現象の計算をできるならばその現象は退化分布に支配された結果である.

ファインマンの経路積分が通用する現象の全てが、退化分布に支配された現象である.

あらゆる現象について物理学会は最小作用の原理が経路の偏りに作用していると考えている.

 

常に陰となって裏に働いた原理とはどんな現象か、現象に何が起きているか考えてみよう.

すると最小作用の原理自体が何かの現象の性質であることがわかってくる.

最小作用の原理が実は物質波の位相同期から生まれた物質波の波数が、トンネル現象のせいで位相が変化する事や、フラウンホーファー回折で物質波の位相が揃う事から空間に一定でないことに関係している.

そのとき波数の変動が空間に結晶構造状に格子点に安定点をなして分布しているため、格子に向かう復元力が発生している.

その計算と実例を外部記事に詳細に記した.

その外部記事へリンクができる.

復元力の記事から-ポテンシャルの傾き以外の力-ポテンシャルの傾き以外の力2-作用の停留値と力の存在という階層まで順を追って最小作用の原理に隠された現象を理解して下さい.

物理学に見逃されたあたらしい現象に気が付きました.

従来の論理ですでに知られた現象を別のモデルで述べようと無駄なあがきをしているのではありません.

無駄なあがきとはたとえればルービックキューブの一瞬でそろえられるチャンピョンに挑む素人、やっと数日かけて一回だけ全面をそろえる素人にたとえられます.

モデルを変え、同じ学問体系から構築した解は、遠回りでしかありません.

遠回りをわざわざ選ぶのは素人の間抜けな行為です.

見逃した新しい現象がなければ、私の出る幕はありません.

 

見逃した現象とはトンネル現象の物質波の界面のふるまい、とくに位相が変動するかしないかで起きる力の存在です.

このような力の存在はいままで見逃されてしまっていたのです.

 

物質波の位相の変動において検索すると、トンネル現象のほかにはフラウンホーファー回折という現象があります.

その二つの現象のどちらにも位相の変動によって復元力が発生し安定点に向かう力が存在していました.

それは観察者の目には最小作用の原理とうつることがわかりました.

 

結論として、それをしらせるための記事です.